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新型コロナ・熊本豪雨|復興復袋(ふっこう福袋)で地方創生

復興福袋セットで、コロナにも負けない。

 2020年、新型コロナウイルスの発生。飲食店などは大きな影響を被っていました。熊本県でも、物が余って売れない状態になっていました。「少しでも流通を促進できないか」ということで熊本県の流通アグリビジネス課の皆さんと熊本復興キャンペーンを実施しました。

 その時の打ち出しで使ったのが『復興福袋セット』です。野菜セット、魚介類セット、肉セットなどを作りました。実は、熊本県からお声がけいただく前に、北海道お土産探検隊の社長さんから「うちではこういう『福袋』をやっているんだけど、くまもと風土さんでもやりなよ」とご提案いただいて、既に福袋を販売していたんです。それを見ていただいて、熊本県からお話があったという流れのようでした。

 プロポーザルの結果、うちと熊本県のJAでフェアをやることが決まりました。送料は県が負担してくれて、くまもんのお土産がついてくるという形です。合計1万件が対象で、うちで7000件、JAさんで3000件を売り出しました。僕らが翌月には売り切ってしまったので、その取り組みを県からは非常に評価いただきました。

 そして、同年『令和2年7月豪雨』によって、熊本はまたも大きな被害を受けました。

そこでも「くまもと風土さんで、フェアをやってくれないか?」というオファーを熊本県よりいただきました。これまで、公的な機関と一緒に何かをするということがそこまでなかったのですが、立て続けにお声をかけていただけるようになりました。会社の成長の象徴的な出来事なのかなと感じています。

 そして、2020年12月には、熊本県知事との面会の機会をいただくことができました。まさか、10数年前は、くまもと風土がここまで来るとは、誰一人思っていなかったと思います。僕自身、思っていませんでしたから。このように会社の成長を感じられるようになったのも、「八方よし」の志事を継続的に続けてきた成果だと実感しています。

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