地方就職体験談
story
- 地方創生コンシェルジュ
経歴
2021年 法政大学 通信教育部 卒業
同年、株式会社ローカルに入社
なぜ、東京から地方へ就職を?
インタビュアー
東京のご出身で地方に就職されたんですね!
なぜ、地方への就職を考えられたんですか?
小 野 さん
きっかけは、この先も東京にいる前提で考えた時に「自分の将来が見えたから」です。
大学まで東京で過ごしたんですが、電車などに乗っている社会人を見ていて、だいたい30歳、40歳になったときの自分の将来が見えたかな〜と思って。
就職して、結婚して、家族をもって……と。
人生一度きりなので、新しいことを何かしたいなと思い「地方への移住」を考え始めました。
そして、せっかく地方に移住するのであれば「地方創生をしたいな」と。
大学の時、一般教養で受講していた人文地理学の授業で「地域の過疎化」など、地方が抱えている色々な課題に触れて、興味を持ったというのもあります。
当時、鹿児島の離島出身の友人とすごく親しくしていたので、実際の話を聞いて、地方の課題をよりリアルに感じました。
ローカルは、 地方創生への「本気度」が違う
インタビュアー
最近は「地方創生」を謳っている企業が増えていますが、そんな中でなぜ、株式会社ローカルへの入社を決めたんですか?
小 野 さん
ローカルのサイトを見ると、実際に「規格外のみかんを通販サイトで売る」など地方のためになる事業をしていて、地方創生を綺麗事で終わらせない「本気度」を感じました。
その場でサイトからすぐにエントリーしました。
エントリーしたのが9月頃だったと思うんですが、そこから採用担当の方・役員の方に面談をしてもらって、ご縁があって10月に入社しました。
インタビュアー
早いですね!すごいスピード感!
小 野 さん
そうですね、普通の面談だと「一問一答」のようになると思うんですが、ローカルの面談では自分が自然に笑えていて、迷いが生まれなかったですね。
お忙しい中、役員の方も時間をつくってくださったんだと思うんですが、自分が学生時代どこでアルバイトしていたか?みたいな履歴書の些細なことにも興味をもって話を聞いてくれて、すごく嬉しかったですね。
本当にスピード入社だったので、家探しもオンラインで内覧して決めました。笑
インタビュアー
すごく便利な時代になりましたね!
地方移住で悩んだこと・良かったこと
インタビュアー
地方に移住するにあたって、不安だったことや悩んだことはありますか?
小 野 さん
参考にならなくて申し訳ないですが……
知らない人ばかりの土地に引っ越すのに、一切不安がなくて。笑
ただ、唯一移住後に困ったことは「方言が分からないこと」ですかね。
入社してすぐの時、電話で仕事相手の生産者さんとお話しようとしたのですが「みかん」しか聞き取れず…笑
当時はお叱りをいただいてへこんだりもしましたが、温かい方ばかりなので、今はすごく良くしていただいています。
東京の実家に果物を送ってくださる生産者さんもいて。
自分が知らないところで自分の家族と生産者さんが仲良くなっていたりします。笑
インタビュアー
素敵ですね!地方の方は、温かい方が多い印象です。
その他、地方に移住して良かったこと・困ったことはありますか?
小 野 さん
本当に地方は良い方ばかりです!
あとは、食べ物が美味しい!
頑張って困ったことを探すと(熊本は)湿気がすごいこと。
それ以外だと、想定通りですが「遊び場が決まっているので知っている人に会いそう」「世間話が広まりやすい」などでしょうか…
インタビュアー
なるほど。移住前に何かしておいた方が良いことはありましたか?
小 野 さん
特にこれということはありませんが、何事も前向きに物事を捉えることと、柔軟性が大事だと思います。
「前向きに物事を捉えること」は仕事で最も大切にしていることでもあります。
ローカルに入社してから、良い意味で「昨日言っていたことが変わっていく」スピード感にいつも驚かされますが、自分にとってはとても魅力的です。
これから、もっとローカルで新しい地方自治体の方と出逢って、自治体の税収アップに貢献をしていきたいと思っています!
インタビュアー
本日は色々な体験談をお話しいただき、ありがとうございました!
※小野さんは、現在は熊本での研修を終え、北海道に転勤されています。