地方就職体験談
story
- 地方創生コンシェルジュ
経歴
日本大学生産工学部卒業
20代 レコード会社に所属しバンド活動に全力を注ぐ
30代 農家さん向けのホームセンターをチェーン展開している
農業支援の会社に入社し、精米工場長などを務める
2022年 株式会社ローカルに入社
本気でバンドに打ち込んだ20代、農家さんとのお仕事を経験した30代
インタビュアー
本日はよろしくお願いいたします。
生田目(なまため)さんというと、変わった苗字ですね!
どちらのご出身ですか?
生田目(なまため)さん
福島県の出身です。
東北拠点の立ち上げメンバーとして、2022年にローカルに入社しました。
インタビュアー
どのようなきっかけで、転職を考えられたんですか?
生田目(なまため)さん
今45歳なんですが、キャリアチェンジするならこれが最後のタイミングかなと思ったんです。
実は、ちょっと変わった経歴でして……
大学卒業後、レコード会社に所属して、本気でバンドに打ち込んでいました。
就職先も決まってたんですが、レコード会社さんからお声がけいただいたので、内定をお断りして20代は音楽に全てを注ぎました。
有名な方でいくと〇〇さんや〇〇さんと同じところです。
インタビュアー
本当に有名なところですね!!
生田目(なまため)さん
そうなんです。
「20代はバンド活動をしていました」ということを履歴書に書かない人が多いようですが、私は恥ずかしいことじゃないと思っているので、ありのまま書いて出しました。
ローカルはこういう経歴も好意的に受け止めてくれて良かったです。
その後、30歳の時に農家さん向けのホームセンターをチェーン展開している農業支援の会社に入社しました。
その会社では、精米工場の工場長や、物流センターのセンター長などを任せていただきました。
また、当時は珍しかったネットで米を販売する事業を行い、楽天の米部門で楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーをいただくこともできました。
そこでの経験を通して
「農業をもっと儲かる仕事にしたい」
「今よりもよりクリエイティブな仕事ができないか」
「ゼロイチで何かを成し遂げてみたい」
と考えるようになり、ローカルに入社しました。
自分次第でチャンスが無限にある。その分、責任もある。
インタビュアー
ローカルに入社を決めた、決め手は何だったのでしょうか?
生田目(なまため)さん
地方創生に携われることでしょうか。
前職で米のネット販売を行っていた経験があるからこそ、ローカルの「地方創生への本気度」がわかります。
青果物のネット販売は、配送リスクが多く、他の会社がなかなかやりたがらない分野です。
ローカルは、「地方から日本を元気にすること」「八方よしの志事」を実現したいと思っているからこそ、今の事業で成果を出してきたんじゃないかと思います。
でも、実は「社長の人柄」が一番の決め手です。
インタビュアー
実際に入社してみて、いかがですか?
生田目(なまため)さん
想像していたよりも、自分自身で考えて決めていく仕事が多いです。
本当に「自由」。
その代わり、当然ですが責任は重いと思います。
新しい会社なので、自分次第でチャンスが無限にありますね。
これをポジティブに捉えるか、捉えないか?で、「チャンス!」とポジティブに捉える人には最高の環境です。
こんなふうに熱意と努力がダイレクトに評価につながる会社は、世の中になかなかないと思います。
拠点立ち上げの研修とは?
インタビュアー
現在は拠点立ち上げのために研修中なんですよね。
どんな研修をされているんですか?
生田目(なまため)さん
先日は、すごあまこーんの農業研修に行ってきました。
ローカルのコーポレートサイトでも紹介されている、災害時の無償対応のエピソードは本当に素晴らしいなと思いました。
自分自身も、ずっとネット販売店の店長をしていたからこそ、余計に分かります。
ローカルほど、ファンを大切にする会社はなかなかないと思います。
(もちろん、生産者さんも)
対面で接客をするわけではないですが、お客様との唯一の接点になる「同梱ツール(商品と一緒に発送するパンフレットなど)」にも力を入れていて、「ご注文いただいた商品を美味しく食べる方法」や「保存方法」についてを詳しく説明してあります。
また、万が一商品に問題があった時のお詫び配送もとても丁寧でスピーディーです。
インタビュアー
その他には、どのような研修をされていますか?
生田目(なまため)さん
現在、拠点立ち上げ初期の和歌山に関して、新しい店舗立ち上げのプロジェクトを行っています。
ぜひ商品を出品していただきたい生産者の方の目星をつけて、出張で和歌山に行き、商談をして店舗を立ち上げています。
生産者さんの魅力をいかに伝えるか?を自分で考えるんですが、 今が一番楽しいかもしれません。
商品について色々調べたり、どんなストーリーを伝えれば商品をご購入いただけるか戦略を練ったりして、商品ページを制作している段階です。
ローカルのデザイナーさんはかなりの数の商品ページを作っているので、意図を汲み取ってさらに良いデザインにしてくれますが、それに甘えることなく「ここは大事にしてほしいポイントだ」というのを資料に整理したり、直接デザイナーさんと話に行ったり、工夫しています。
貴重な経験ができているなと思います。
地方への転職を考えている方へのメッセージ
インタビュアー
最後に、地方への転職を考えている方にメッセージをお願いいたします。
生田目(なまため)さん
最近、地方創生やSDGsがブームになっていますが、昔のように都市部で働くことが絶対的な主流ではなくなってきています。
地方でもキラキラした仕事ができる。
東京に行かなくてもキラキラできる。
そんな中で、何を軸に転職をするかですが「仕事のやりがい」を重視した選択が大切だと思います。
「やりがい」を軸に仕事を選び、イキイキと働けることが、自分を応援してくれている周りの人にとってもハッピーだと思います。
私の家族や、同郷生の友達、前職の方も「いい会社が見つかって良かったね」と喜んでくれました。
ローカルの仕事は「地方の魅力を発掘して伝えられる」という地方創生の面でも面白いですし、「食」というみんな触れる物の魅力を世の中に伝えていくのは、入り口としてとっつきやすいなと思います。
私も今後、地方の魅力発掘のプロフェッショナルになりたいと思っています!
インタビュアー
素敵なお話しありがとうございました!
※生田目さんは、現在は熊本での研修を終え、北海道に転勤されています。