地方就職体験談
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- 地方創生コンシェルジュ
経歴
岩手大学 人文社会科学部 環境化学課程卒業
新卒で、静岡県の食品パッケージ会社に入社
転勤で北海道にも勤務
その後、宮城県のフリーペーパーの会社に転職
2022年 株式会社ローカルに入社
「魅力を発信する仕事」が就職・転職活動の軸
インタビュアー
本日はよろしくお願いいたします。
新潟ご出身で、岩手、静岡、北海道、宮城と本当にいろんなところに行かれていますね!
仕事選びの軸は住む場所ではなさそうですが、どういう軸で就職・転職活動をされたんでしょうか?
志 田さん
「魅力を発信する仕事」が好きなんです。
新卒の時は、コンビニでアルバイトをしていた経験から、陳列の仕方やパッケージデザインに興味を持って、食品パッケージの会社に就職しました。
その後、転職で入った2社目はお店の魅力を伝えるフリーペーパーを発行している会社でした。
2社目では子供との時間をしっかりとりながら、自分のペースで働いていたんですが、子供も大きくなったのでそろそろまた「仕事モード」で挑戦できる会社で働きたいなと思い、ローカルに入社しました。
インタビュアー
奥さんも、そんな志田さんを応援してくださっているんですね。
志 田さん
そうなんです。
宮城に家を買っているので、現在は拠点展開の研修のため、自分だけ単身赴任で熊本に来ています。
尊敬している人は誰ですか?と聞かれたら、迷わず「妻です」と答えますね。笑
生きとし生けるものを愛し、誰からも愛される女神みたいな人です!
インタビュアー
なかなか、そこまで言ってくれる旦那さんはいないと思います。笑
拠点立ち上げの研修とは?
インタビュアー
現在は拠点立ち上げのために研修中なんですよね。
どんな研修をされているんですか?
志 田さん
地方立ち上げ部隊は「大抵のことは全部やれないといけない」と思っています。
研修では、
・ECの研修で、ポータルサイトの運用を3ヶ月
・現場研修で、精肉・選果場の実務を1ヶ月
・ふるさと納税の研修で、ポータルサイトの運用、自治体様への営業
を経験させていただきました。
(ちなみに、現場研修などの研修中は給与が低いという会社さんもありますが、ローカルは研修中も同じ給与なので安心してください)
今は、実際に熊本本社にいながら、山陰の立ち上げを行っています。
(1)ネットや紹介で、出品をしてくださる生産者さんを探す
(2)アポイントを取って、月1、2回商談を行う
(3)出品していただけることが決まったら、商品ページのラフを作って、デザイナーさんに制作してもらう
というのが大枠の流れです。
仕入れから、値決めから、販促まで、全てを任せてもらっています。
インタビュアー
今後のビジョンを教えていただけますか?
志 田さん
ローカルのニュースタンダードを作りたいと思っています。
僕はローカルのフィロソフィ、特に「八方よし」という考え方がすごく好きで。
この理念に共感して入ったところもあるんです。
なので、拠点を立ち上げたら、まずフィロソフィ集団を作りたいと思っています。
一方で、ローカルはまだまだ若い会社で仕組みが少ないので、
自分がもつ拠点で仕組みを作り、それがローカルの基盤になるような仕事をしたいです。
ローカルで売上とフィロソフィが一番の拠点を作ることが、今後のビジョンです!
地方への転職を考えている方へのメッセージ
インタビュアー
最後に、地方への転職を考えている方にメッセージをお願いいたします。
志 田さん
やっぱり、相性ってあると思います。
普通、面接の時はお互い良いことしか出さないので、入社しないと「合う」か「合わないか」本質は見えてこない。
「合わなかったら辞める」ではなく、入社する人も「合わせる努力」をするべきだし、会社側も「合わさせる努力」をしないといけないですよね。
自分の決断に責任をもって、ギャップがある程度あったとしても頑張るしかない。
ただ、だからこそ転職において「譲れないこと」と「譲れること」を明確にしておくと、後悔は少ないんじゃないかと思います。
僕の場合は、今回は「仕事モード」で何でもやっている!と思い、ローカルに入社しました。
ローカルのチャレンジさせてくれる社風、やりたいって言ったらやらせてくれる社風は、まさに僕が求めていた社風です。
大変でも乗り越えたら、間違えなく自分の力になるので、若い人にぜひ経験してほしい仕事をたくさんさせていただいています。
インタビュアー
素敵なお話しありがとうございました!
※志田さんは、現在は熊本での研修を終え、岡山で活躍中です。