地方就職体験談
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- 地方創生コンシェルジュ
経歴
九州看護福祉大学看護福祉学部 卒業
整骨院やコールセンター等に勤務
2021年、株式会社ローカルに入社
地元貢献を意識した、熊本大震災
インタビュアー
現在、和歌山で活躍中の小野さん。元々は、熊本県出身なんですね。
昔から、地方での就職や地域貢献を意識されていらっしゃったんですか?
平 木 さん
そうですね、一つエピソードをお話しすると、2016年の熊本大震災の時。
当時、大学2年生だった自分は野球部のキャプテンを務めていました。
子供の頃から野球に打ち込んできましたが「野球なんて言っている場合ではないのではないか…」とすごく悩みました。
そんな時に「こんな時だからこそ、地元を元気にしてほしい」とお話をいただき、役場と連携して小学生の野球教室をしました。
地元貢献に繋がったかなと思っています。
姉と同じ会社に入社して…
インタビュアー
ありがとうございます。
そんな平木さんですが、実はお姉さんの勧めで、お姉さんが勤めるローカルに入社したんですよね。
平 木 さん
そうなんです。
これまでは「給料は絶対に下げない」というルールのもと、キャリアアップのスピード感を重視して転職をしてきました。
だけど、次第に「待遇を追い求めるのは違うな」と思うようになっていたんです。
そんな時に、姉が自分が勤めているローカルへの入社を勧めてくれて。
正直、仕事をしていたら愚痴も出るじゃないですか。
それを言い合えるのが兄弟だと思っているので、そんな姉から誘われたら「信頼できるな」と思ったんです。
インタビュアー
実際に入社してみて、どうですか?
入社前のイメージとギャップはありましたか?
平 木 さん
全てを受け入れるつもりで入社したので、ギャップは感じていません。笑
とはいえ、スピード感には驚きました。
熊本の本社に入社して、右も左も分かっていない中、気づけば今和歌山支社にいて、拠点の立ち上げをしています。
取締役から「和歌山に行ってみる?」とジャブがきた時に、「是非是非!」と軽い気持ちで言っていたら、誠になり…笑
いずれ行くかもと思ったけれど、こんなにすぐとは!
ただ、今までは「この仕事がしたいから」「給料は下げない」という軸で転職してきたけれど、今回は企業理念を社長に説明してもらったり、採用担当の山内さんとお話ししたりして「この会社の人と仕事をしたい!」と思って入社をしたので、頑張れます。
研修もしてもらいましたが、やっぱり現場に出てみないと分からない肌感はあります。
初めてのことばかりで試行錯誤しながらやっていることが多いので、応援するお声も、お叱りのお声もいただきます。
どちらもしっかり見つめ合いながら、やっていきたいと思っています。
「とりあえずやってみろ」「ミスはしてもいいから、立ち止まらずに前に進み続けることをやろう」と言ってくださる、頼れる先輩方がいらっしゃる。
ミスを恐れず挑戦できる環境があるのは、ローカルの魅力だと思います。
転職を考えている方に伝えたいこと
インタビュアー
最後に転職を考えている方にメッセージをお願いします。
平 木 さん
私は同年代の中でも転職回数が多い方だと思います。
その中で身に着けた経験則として「消極的な転職や具体性のありすぎる転職は失敗する」と思っています。
「前社より拘束時間短いから前より楽だろう」
「この商材の営業がしたいから、この会社にする」
個人的には、このような考えは捨てるべきだと感じます。
もちろん好みの職種や前社での経験を糧に、ウィークポイントをつぶすのは大事な点です。
ですが、その会社が自分のやりたい事業に比重をおいているのか、今後の事業計画においてどんなふうに方向転換するのか次第では、自分のやりたいことがやれなくなる可能性は大いにあります。
そもそも前述した点はあくまでも表面的な事柄で会社の本質を見極めることが出来ません。
そのため、入社後に「イメージと違う!」ということも、ままあります。
その点「誰と働くのか?」「企業の掲げる理念を自分が納得できるか?」を軸に置くと、入社後のギャップが少ないと思います。
参考にしていただけると幸いです。
インタビュアー
本日は色々な体験談をお話しいただき、ありがとうございました!